ゴールデンウィークに考える転職・起業
40~50代で役立つ資格とは?
「会社員時代の経験だけでなく、資格を生かして中小企業にアドバイスしています」。大手精密機器メーカーに勤めていたAさん(50代)は、在職中に中小企業診断士の資格を取得。2021年冬に早期退職し、経営コンサルティング事務所を立ち上げた。
中小企業診断士は経営コンサルタントを認定する国家資格で、中小企業の経営診断・助言を担う。
引き続き、転職に関する話題を取り上げました。本記事では、「『人生100年時代』を見据え、長く働く人が増えている。働き方は様々だが、これまでのキャリアを生かして起業や転職をするのも選択肢」と紹介されています。
ところで、シニアの就労意欲はどうでしょうか。パーソル総合研究所さんが2021年に実施した「シニア従業員とその同僚の就労意識に関する定量調査」では、シニア従業員に「何歳まで働きたいか」を尋ねていますが、「70歳以上まで働きたい(70歳まで、生涯働きたいの合計)」と回答した50代は25.1%、60代では41.4%に上りました。一方で、シニア従業員の再雇用後の処遇を見ると、再雇用者の「職務」は半数以上が定年前と変わりませんが、「年収」はパフォーマンスに関係なく低下しており、平均して、定年前の年収額よりも44.3%程度低下しているという結果になっています。
さて、4月から年金制度が改正され、希望に応じて年金の受給開始を75歳まで繰り下げられるようになりました。年金受給を75歳開始にした場合、月々の年金受給額は84%も増えます。詳しくは、ヒューマン・プライム通信のバックナンバーをご覧ください。