「白ナンバー」5台以上使う事業者 飲酒検査義務づけ
ことし12月1日から
おととし、千葉県八街市で児童5人が死傷した飲酒運転の事故を受けた安全対策として、自家用の「白ナンバー」の車を一定数以上使う事業者に対し、ことし12月からアルコール検知器による検査が義務づけられることになりました。
NHK 2023年8月8日付け記事より引用しました。
8月15日に「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令」が公布され、12月1日から、白ナンバーの車両を規定の台数以上保有する事業者についても、検知器によるアルコールチェックが義務付けられることになります。
検知器を使用したアルコールチェックは、当初、2022年10月1日から施行予定でしたが、その後、世界的な半導体不足の影響で検知器の供給が間に合わないことから、施行が延期されていました。
検知器によるアルコールチェックは、緑ナンバーの事業用自動車を扱う事業者には既に義務付けられていますが、今回の改正により、自社の業務のために荷物を運ぶ白ナンバーの車両を使う事業者についても、新たに義務付けられることとなります。
アルコールチェック義務化の対象となるのは、次の①②のいずれかに該当する、「安全運転管理者」※を設置している事業所です。
①乗車定員11人以上の自動車を1台以上使用する事業所
②乗車定員10人以下の自動車を5台以上使用する事業所
※安全運転管理者制度については、こちらをご確認ください。
また、過去の記事も合わせてご覧になってください。
「白ナンバー」対象の飲酒検知器検査、当分延期