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今年度の新入社員「チャンスあれば転職」26.4%

東商調べ、98年度以来最高

東京商工会議所は2024年度新入社員の意識調査結果を公表した。就職先の会社でいつまで働きたいかとの問いには「チャンスがあれば転職」との回答が23年度比6.4ポイント増の26.4%となり、調査記録が残る1998年度以来最高となった。「定年まで働きたい」の21.1%を上回り、長期勤続志向の低下があらわになった。

日本経済新聞Web 2024年4月25日付け記事より引用しました。

 東京商工会議所が2024年度の新入社員を対象に実施した「社会人生活や仕事に対する意識調査」結果の概要は次の通りです。

就職活動が順調だったかどうか
「順調だった」、「ほぼ順調だった」との回答は合計で62.2%となり、就職活動の「順調さ」はコロナ禍前の2019年度調査の数値を上回り、コロナ禍以降(2021年度~2024年度調査)でも最も高い数値となった。

就職先の会社でいつまで働きたいか
「定年まで」が21.1%となり、10年前の2014年度調査(35.1%)と比べて14.0ポイント減少した。また、「チャンスがあれば転職」は26.4%となり、10年前の2014年度調査(11.9%)と比べて14.5ポイント増加したことから、新入社員は「長期勤続志向」が低下し「転職志向」が高まる傾向にあることがうかがえる。

就職先の会社を決める際に、誰の意見を最も重視したのか
「誰の意見も重視していない(31.2%)」が最多で、その次に「親(30.6%)」が多かった。

社会人生活で不安に感じること
「仕事が自分の能力や適性に合っているか(48.9%)」、
「上司・先輩・同僚とうまくやっていけるか(42.8%)」、
「仕事と私生活とのバランスがとれるか(40.2%)」が上位となった。
95.5%の新入社員は、社会人生活を送ることに対して何らかの不安を感じている。

「理想の上司」のイメージに近い有名人・著名人
芸能界・文化人の1位は水卜麻美さん、スポーツ界の1位は大谷翔平さん、歴史上の人物の1位は織田信長となった。

調査結果の詳細は、こちらをご覧になってください。

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