最低賃金、19県が「目安」超え
地方の賃金上げ幅が東京並みに
九州や東北などの地方で、国の示した「目安」を超えて最低賃金を上げる動きが広がっている。9日までに47都道府県すべてで今年の引き上げ額が決まり、約4割の19県が目安を超えた。引き上げ額の全国最高は鹿児島県で目安を3円上回る。地方は人口減少への対応で、労働力をひき付けるための賃上げを急ぐ。中小企業を中心にコスト増に対応し生産性を高められるかが課題になる。
日本経済新聞Web 2019年8月9日付けより引用しました。
今後、各都道府県ごとに最低賃金と改定日が順次正式発表されます。地域別最低賃金額以上の賃金額を支払わない場合には、50万円以下の罰金が最低賃金法に定められていますので、うっかり「最低賃金を下回ってた!」といったことがないように今後の動向もしっかりチェックしましょう。