男性育休の高い必要性について

子どもが1人いるママのうち「産後、精神的に不安を感じた経験がある」と回答したのは、全体の9割(90.1%)。不安に感じた項目のうちコロナ禍によって不安が強まったものがあるかを聞いたところ、「地域の育児支援を受けられるか」が最も多く、次いで「実親からのサポートを受けられるか」「産後の体力回復」「子どもの発育不安」「ママ友をつくれるか」と続いた。

マイナビニュース　2021年7月6日付け記事より引用しました。

コロナ禍で「産後うつ」が増えていることを取り上げる話題が多くなっています。そして、産後の妻の死因第1位は自殺ですが、原因の多くが産後うつだということです。
産後うつは10人に一人が発症すると言われていますが、そのピークは産後2週～1ヶ月の間です。産後うつの予防には、「まとまった7時間睡眠」と「朝日を浴びて散歩」が効果的ですが、これらを可能にするためには、夫の育児休業が重要なファクターになります。つまり、6月14日付けのトピックで取り上げた『男性版産休』は、妻の命を守るというとても大切な意義を持っているわけです。
経営者の皆様は「男性育休の必要性」を高い視点で捉え、積極的な推進に努めていただきたいと思います。