協会けんぽの一般健診における自己負担額が軽減されます!
令和5年4月から協会けんぽでは生活習慣病予防健診等の一般健診における自己負担額が軽減されます!
生活習慣病とは、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称です。日本人の死因の上位を占める、がんや心臓病、脳卒中は、生活習慣病に含まれます。
厚生労働省/e-ヘルスネットより一部抜粋
従業員に年に一度、定期健康診断をうけさせることは企業の義務ですが、今年からは生活習慣病予防健診(一般健診)の受診を推奨してみてはいかがでしょうか?協会けんぽでは「あなたとあしたへつづく、健康を。けんぽのいっぽ」という特設ページを公開して一般健診の受診を促しています。
これまで最高で7,169円だった一般健診の自己負担額が最高5,282円までに軽減されています。仮にこれまで最高額の7,169円の一般健診を従業員50人が受けていたとすると、全員で358,450円かかっていたところが、これからは264,100円で受けられるということになります。
合計で94,350円も安く従業員に一般健診を受けさせられることになります。これにより事業主も従業員もより健診へ行くハードルを下げることにつながっていくように望みます。
付加健診についても40歳から70歳までの方で、5の倍数の年齢において付加健診の軽減対象となることが発表されています。さらに健診を受けるだけでなくその結果を踏まえ、対策が必要な場合にはその行動(特定保健指導の利用、医療機関の早期受診など)をするように推奨しています。
また特設ページでは実際の企業を題材にした動画が公開されており、生活習慣病を取り巻く現状についてや早期発見することの重要性についてアニメーションやグラフを交えながらわかりやすく解説していますのでぜひご覧になってみてください。