忘・新年会離れが深刻、企業の7割が「開催しない」
2021年「忘・新年会に関するアンケート」調査結果
一部地域の飲食店(認証店)の時短営業は10月25日から解除され、飲食店の忘年会、新年会への期待はこれまでになく高まっている。緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が全面解除された後の10月1日~11日、全国の企業を対象に忘・新年会の開催意向のアンケート調査を実施した。それによると企業の7割が開催予定がないと回答した。今年も宴会需要は収縮し、飲食業や関連業者のダメージは続きそうだ。
先週は「忘年会をしたくない」が7割を超え、「飲酒を伴う忘年会をしたい」(23.4%)を大きく上回っているという消費者調査の記事をご紹介しましたが、本日取り上げた話題は、全国の企業を対象にした「忘・新年会の開催意向」のアンケート調査(東京商工リサーチ/有効回答8,174社)によるものです。
忘年会・新年会を「開催しない」と回答した企業は70.4%で、昨年12月調査時の94.2%からは20ポイント以上回復していますが、新型コロナウイルス感染拡大の予防意識が高まり、消費者同様、企業側にも宴会を控える意識が強まっていることがわかります。