副業、私もできますか?
最後は上司や同僚の理解
「副業しながらできるほど、甘い仕事じゃない」
入社から2年目、25歳の女性が副業に取り組んでいることに対して、会社からの反応は冷たかった。副業を認める会社は増えてきた。厚生労働省は企業に対し、原則として副業を認めるように求めている。副業で別のビジネスを経験することは個人のスキルを高め、企業や日本経済の成長につながる。
ヒューマン・プライム通信第338号でも取り上げましたが、昨今、副業や兼業への関心が高まっており、それを受けて、国も「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を策定し、企業や労働者がどういう事項に留意すべきかをまとめています。
副業・兼業の推進をご検討されている企業におかれまして、記事に掲載されている企業の支援策が参考になると思いますので、ここで引用してご紹介いたします。
<副業を認める企業の支援策>※パーソル総合研究所が2021年に調査
・副業の労働時間の把握(18.2%)
・人事や上司との定期的な面談(13.1%)
・本業の業務量・仕事内容の調整(10.1%)
・副業のやり方などのアドバイス(9.8%)
・本業の勤務日数の選択が可能(9.2%)
・悩みごとの相談窓口の設置(8.6%)
・本業の勤務時間の選択が可能(8.3%)
・上司からの職場メンバーへの共有(6.6%)