自己紹介は得意ですか?
春は新入社員の歓迎や、転勤による出会いなど何かと自己紹介する機会の多いシーズン。既に知っている相手でも、これから親しくなる相手でも、もっと自分に興味を持ってくれるような自己紹介について紹介します。
自己紹介はとても緊張しますよね。ところが聞いている方は意外に聞いていなかったりするものです。まず押さえたい所としては、口調はきっちりしていても心の中はリラックスして臨むことが肝心です。
リラックスするためのおすすめの方法
「私はとても緊張しています」と素直に伝えてしまうこと。場も和みます。失敗は誰にでもあるもの。とポジティブに捉えましょう。
「何を話すのか」の準備をしっかり行うことで心の余裕が生まれます。全部をそこで伝えようとするのではなく、要点を絞って話すと聞き手の印象にも残りやすくなります。
準備と言っても何をすれば…そんな方には「自分史」がおすすめです。有名人でもない限り、他人の生い立ちにはあまり関心がないと思います。そこで、自分がどういった人生を送ってきたか。というよりは、なぜ自分はこういう仕事をして、ここにきたのか。というところに重点を置くことがポイントです。
例えば…
これまでの経歴で記憶に強く残っているもの。そこから得たもの(失敗談もポジティブに伝えましょう)
自分自身の座右の銘がある方は、なぜその言葉に決めたのか。といった経緯が見えること。
ポイントはついついたくさんお話したくなりますが、「長くなりすぎない事」。相手に「もっと聞いてみたい。」と思ってもらえるくらいがベストな塩梅です。
実際に一緒に仕事をするようになれば、おのずと人となりは見えてきます。自己紹介の短時間だけで、「自分という人について」を相手に全部伝える必要はありません。
人と人とが親しくなるきっかけは小さな共通点から始まることが多いと言われています。何かきっかけとして自己紹介をうまく使い、充実した人間関係へとつながる事をお祈りしています。