インターバル勤務に国が助成金
中小企業に最大100万円の助成金
厚生労働省は、従業員が退社し、翌日出社するまでに一定期間をおく「勤務間インターバル制度」を中小企業が導入しやすくなるように後押しする。長時間勤務の是正を促す狙いで、制度を新たに導入した企業の場合、休息時間が11時間以上なら1企業当たり100万円を支給する方針だ。政府は2020年までに同制度の導入企業を全体の10%以上とする目標を掲げている。
利用できるのは、小売業なら資本金5000万円以下か従業員50人以下といった要件を満たす企業。インターバルが9時間以上11時間未満なら、助成金は80万円とする方向だ。