企業年金保険、19年ぶり利率下げ
第一生命が0.25%へ
第一生命保険は10月29日、企業から預かる年金資金の運用で約束する予定利率を2021年10月に年1.25%から0.25%に下げると正式に発表した。企業年金保険の利率下げは19年ぶり。契約先は約3千社で、給付水準を維持するのに掛け金の引き上げや運用手段の変更を迫られる企業年金も出てきそうだ。世界的な金利低下が背景にあり、他社も追随する公算が大きい。
世界的な金利低下が背景にあるので、他社も追随することは間違いないといえるだろう。確定給付年金保険の運用はますます厳しくなっていくので、確定給付から確定拠出への移行も増加する流れとなるであろう。